2009年2月22日日曜日

7つの贈り物



心に愛が咲き乱れる時に、人は愛のために本当に生きていく。
「持ち物が少なければ少ないほど、多くを与えることができます。矛盾としかおもえないでしょう。でもこれが愛の論理なのですよ」とマザー・テレサは語る。
究極の形となった7つの贈り物。増えていくもの、余剰なうちの一部分を与えることは誰でもできる容易いことだけど、これしかないものを捧げることができること・・・。
これさえあれば今より幸せに感じると思う、その思いの本当に意味している原理をもっと問い詰めて生きていけば愛についてわかるのではないのか。

2009年2月21日土曜日

チェンジリング

















「自分」が崩れない女性であった。なぜ自分が崩れないのか。自分の事を理解でき、自分を客観的に見れているからなのか。何より優先する事がしっかりわかっているからなんだろう。ブレない人という言葉があてはまる女性。
貫き通す想いがある生き方に感動した。子供に父親が居ない事について、「あなたが生まれた日に、責任というギフトボックスがあった。それを彼は受けとらなかったから」こんなに簡単に的を得てる答えを出せるのは、真の強さを持つからだろう。強さとは、自分との戦いで現れる優しさなんだな。求めるものに真の強さが伝わってきた。

2009年2月20日金曜日

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで














切ない家族映画だった。過去を忘れられない事によって自分の現状がこんなものなのかと、楽しめないでいる。何に縛られているのか。
どうして自分を取り戻せないのか。未来はきっと変わると考えて行動をはじめようとするが、環境がかわるだけで何も変化はないのだろう。今を楽しめないのなら、永遠に充たされないであろう。
私は「足るを知る」という事をもっと真摯な心で受け止めたいと思った。
真理に学び、真実に目覚める。

2009年2月17日火曜日

ベンジャミンバトン 数奇な人生


映画の初めのシーンに逆周りの時計が出てくる。

タイムトラベルではない、人が考えてしまいがちな10年前に戻ってやり直せたら○○だったかも?・・・こうなっていたのかも?あの時の決断をしていなければ、現状が変わっていたのでは??などと考えてしまうことについて、時間を戻せて可能になったとしても自分自身の考えかたがその程度では結局何も進展はしないと訴えるメッセージを感じた。


ベンジャミンは生まれた時から、すでに年老いていた。「あなたは特別な子であり、人生何があるかわからない」と言葉をかけられ老人ホームで育った。死に対する心の準備も幼い頃から何となく備わっていた。みんな何も持たずに産まれて最後に産まれた時のように何も持たずに死がある。死ぬまでをどう過ごすかが大切。
人生は決して複雑ではない、自分が何を求めているかわかれば素直に簡単に生きていける。
どんどん若くなっていくので普通の人より、可能な事が年を追う毎に増していく。外見では何もわからない。そんな拘りは何も必要がない。

出会いによって人は変わっていく・・・。真の心に触れ、気が付いた時に・・・。

映画で味わえなかった描写を原作で感じたくなった。

2009年2月16日月曜日

城崎温泉


ロープウェイを上がって、見下ろすと暖冬で雪のない温泉街。

温かい日だったのでロープウェイを降りて「和合の樹」を見に山を少し下った。二本の樹がいつの間にか一体となったというイメージ。

冬空を感じさせない温かい気分になった。
樹の温もりはどこから感じるのか・・・。いつのまにか勝手に大きくなる
のではなく、少しずつ年輪をつくり育っていく。人も心に小さな想いがあれば、樹と同じように想いが育っていくんだろう。


2009年2月12日木曜日

道明寺天満宮にて・・・めじろ


梅が有名な道明寺天満宮に行った。
五分咲きとの情報だったけど満開~ いろんな種類があって感心した。
めじろが二羽交互に姿を現し、鳴き声が本当に心地よい。
どの梅の花も五感で存分に味わえて夢のようなひとときを過ごした。

心から癒されるとはこんな出来事をいうのだろうなぁ。
自然に勝るものはない。










2009年2月9日月曜日

二条城 

世界遺産に登録されている事を知らなかった。
見ごろにはまだ少し早かった。また満開の中を梅の香りに包まれて歩きたいなぁ。
小鳥がさえずり、西日が当たるなかカメラを持って・・・。
美しいもの、かぐわしいものに触れる事に幸せを感じる日でした。

世界でもっとも愛されている写真家の一人

ロベール・ドアノーの写真展に出かけた。
モノクロ作品200点を目の当たりににし、雰囲気は色ではないと感じた。
人物ならその眼差しから写真を色付け、感じさせている。
絶妙な描写を捕らえた作品は、作者が私の中で温かい心のぬくもりを感じさせた。
心に残る写真とは、問いかけてくる写真なんだなぁ。

2009年2月2日月曜日

チェ  39歳別れの手紙

                                                            










       ボリビアの圧制と貧困にあえぐ農民たちを救おうとするが、なかなか理解してもらえなかった。 この革命が失敗すれば、きっと国民は気づくと彼は語る。信じるものは人間であると話している。
困った時の神頼み、成る様になるといった考えをもつ楽観的すぎる私の心に彼の想いが刺さった。
人間を信じてみるという事は、信念の貫きだろう。生きるとはその信念の想いにどれだけ近づくか・・なのだろう。
信念に気付く事によって生かされる意味を知っていく。私はようやく気が付き始めた。